離婚を検討されている方へ・・・

当事務所の取扱い案件で最多の事件の種類が離婚問題であることは先日にも述べた通りです。

そこで、多くの方々から質問される事項について、この場でお答えしようと思います。

少しでも離婚を考えられている方、まずは別居です
離婚は、別居がスタートラインです

言い換えると、同居のままで離婚云々と考えられているのは、いまだスタートラインにも立たれていない状況でのご相談ですから、正直私としても具体策がとりにくい(具体的な行動がとりにくい)というのが実情です。

別居の前に相談に来られる場合、受任通知を送るタイミングなどについて打ち合わせることはできますが、それは置手紙などによって代替は可能だと思いますし、それくらいしか別居前にはお力になることができません。

ですから、当事務所にご相談(ひいてはご依頼)に来られる方は、まずは別居をしてからいらしてください。

離婚を検討されている方が別居をしたあとは、いよいよ私の出番ですから、ご依頼いただければ可能な限り有利な条件で離婚できるよう尽力させていただきたいと思いますので、是非一度相談にいらしてください。

離婚は考えているけど、別居に踏み出すことに躊躇している方、それなら離婚はやめておいた方がいいと思います。

私にご依頼いただいた場合、私はご依頼者の方のストレスをできるだけ軽減できるように尽力させていただきますが、(相手がスッと離婚について合意し、親権・養育費や財産分与・慰謝料などの条件もこちらの要求を呑んでくれる場合は格別ですが)多くの場合、実際に離婚できるまで相当の時間がかかります。その間、ご依頼者の方は行く先がどうなるか心配=ストレスを抱えることになるわけです。

ですから、離婚のスタートラインである別居にも躊躇している方は、その後のストレスにはほぼ確実に堪えることができないと思いますから、現状の生活で我慢するしかないと私は思います。

こういう話をしたとき、ほぼ必ずといっていいほど、
「じゃあ、別居するにはどうしたらいいんですか??」
という質問が来ます。

答えは簡単です。
「必要な荷物を持って、出て行く旨の置手紙を置いて家を出ればいい」
のです。

別居は勝手にするものですから、相手に許可をとる必要は微塵もありません。
粛々と荷物をまとめる準備をして、住む場所を確保して、そこに転居すればいいのです。

ですから、離婚を考えている方は、どのようにしたらスムーズに別居をすることができるのかをまずは考えてみてください。

その後は、私が考えうる限りの手段でみなさんの離婚を応援させていただきます!

はじめての法律相談系のブログでした。